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豊後日田県農民騒擾[社]1871.1.7

豊後日田県農民騒擾[社]1871.1.7

   隣接の熊本藩が雑税を廃止したのに対し,日田県(現大分県)では畑作の年貢増徴を命じたため,日田郡・玖珠郡農民1万人が増税反対,雑税・村役人廃止などを要求して決起し,村役人宅などを打ちこわした.しかし,各藩の兵隊に鎮圧され,5人が死刑になった.騒擾は,大分郡・直入郡などにも波及し,数万人が雑税・村役人廃止,田地受戻しなどを要求する動きとなり速見郡では牢死7人を出した.〔参〕土屋喬雄ほか編《明治初年農民騒擾録》1953.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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