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チェチェン紛争[国]1994.12.11

チェチェン紛争[国]1994.12.11

   黒海とカスピ海にはさまれたチェチェン・イングーシ共和国では,91年8月のソ連クーデター未遂の後,イスラム教の影響の強いチェチェン国民会議が武力で実権を掌握し,ドウダーエフ大統領を選出した.同共和国は,同年11月にロシアからの独立を宣言,92年6月にはイングーシ共和国と分離した.相次ぐ失政で民衆の支持を失っているエリツィン・ロシア連邦大統領は,チェチェンヘの軍事介入を決定し,この日,ロシア軍は同共和国の首都グロズヌイに向け進攻を開始した.チェチェン軍の激しい抵抗でロシア軍は苦戦したが,95年1月19日,ようやく大統領府を占拠した.〔参〕《世界年鑑・1995》,




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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