新進党結成[政]1994.12.10
新進党結成[政]1994.12.10
新生・公明・日本新・民社など9党派が合流し,衆参両院214議員の参加で自民党に次ぐ第二の政党が結成された.議員200人以上の政党結成は,55年の自民党誕生以来である.初代党首には海部元首相,幹事長には小沢旧新生党代表幹事が選ばれ,羽田新生,石田公明,米沢民社の各党のトップが副党首に選出された.また,政策審議会長には中野旧民社党書記長,政務会長に市川旧公明党書記長が就任した.綱領や当面の重点政策は結党大会で承認されたが,基本理念や政策は明確にされなかった.党名を公募したり,結党大会をアメリカ式演出で盛り上げをはかるなどしたが,ブームは起きなかった.〔参〕板垣英憲マスコミ事務所《新進党[教書]》1995.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。