民社党解散[政]1994.12.9
民社党解散[政]1994.12.9
民社党はこの臨時党大会で,党の解散,大内前委員長と大矢卓史代議士を除く現職国会議員の新進党への参加を決定した.民社党は,1960年の結党以来,労働組合の全労・同盟を基盤に中道勢力として〈是々非々〉の立場を取り,政権交代可能な政党を目指したものの自社両党の間で伸び悩み,結党時の衆院勢力を回復することもできなかった.細川・羽田政権で与党の一角を占めたが,村山政権では社会党と袂を分かち野党に戻った.結局,小選挙区制で単独での生き残りは困難と判断し,この日の解党となった.〔参〕《日本労働年鑑》65集.⇒1994[政]12.10.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。