連合役員交代[労]1994.10.6
連合役員交代[労]1994.10.6
連合の山岸章会長は,94年9月8日,95年10月まで1年余の任期を残して辞意を表明した.辞任理由は,表向き示された健康問題だけでなく,社民勢力の結集を目指して動いていた山岸会長の思惑が,政治情勢の変化で社会・民社両党が与野党に分かれてしまったことがあるのではないか,と取り沙汰された.また,任期途中で芦田会長代行に会長を譲るとの密約があったとの説も出たが,山岸会長はこれを否定した.後任の役員には,会長代行であった芦田甚之助ゼンセン同盟会長が選出され,会長代行には後藤森重自治労委員長が選出された.〔参〕週刊労働ニュース1994.9.12,同10.10.⇒1993[労]10.7.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。