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金日成主席没[国]1994.7.8

金日成主席没[国]1994.7.8

   朝鮮民主主義人民共和国の金日成主席(朝鮮労働党総書記)は,心臓病のため死去した.金主席は,第2次大戦中に抗日パルチザン闘争を展開して頭角を現し,48年9月の同共和国の建国で首相に就任,72年12月には新設された国家主席に就くなど,一貫して同国の最高指導者の地位にあった.主席の死後,実権は,1980年以来,第二の地位にあった息子の金正日書記が掌握したとみられている.しかし,その後も同書記の正式な主席継承は宣言されず,また公の場にも姿を見せないことが多く,健康不安が取り沙汰されている.〔参〕毎日新聞外報部《ドキュメント・金正日のすべて》1994.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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