法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   円1ドル100円突破[経]1994.6.21

円1ドル100円突破[経]1994.6.21

円1ドル100円突破[経]1994.6.21

   92年まで比較的安定していた円相場は,93年中またも円高に動き,年初の125円台が,8月17日には100円40銭となった.94年6月21日にはニューヨークで100円を突破,同27日には東京の終値で99円93銭となった.11月2日には,ニューヨークで96円11銭の史上最高値を記録した.その後も,95年4月には79円台と,さらに最高値を更新した.円高の背景には80年代末から減少傾向にあったアメリカの経常赤字と日本の黒字が再び急増したことや国際通貨不安がある.円高の急激な進行は不況からの回復を遅らせるとともに,一層の経済構造転換を迫った.〔参〕玉牛義朗《円相場の内幕》1995.⇒1986[経]1.24.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ