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羽田孜内閣[政]1994.4.28

羽田孜内閣[政]1994.4.28

   細川首相辞任後の後継選びは難航した.小沢一郎新生党代表と市川雄一公明党書記長の〈一・一ライン〉が消費税率アップなどの政策合意を社会党に求めたり,連立参加を目指す渡辺美智雄自民党渡辺派会長の離党騒動などがあったためである.社会党は,一度は〈政策合意〉を受け入れ新連立への参加を決めた.しかし,社会党に無断で院内会派〈改新〉が結成されたため,最終的には連立政権を離脱した.結局,新生党の羽田孜(つとむ)党首を首班とする第2次連立内閣が成立したが,政権基盤の脆弱な少数与党で,自民党による不信任案提出もあり,予算成立後,内閣総辞職に追い込まれた.〔参〕石川真澄《戦後政治》1995.⇒1994[政]6.30.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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