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行政手続法[政]1993.11.5

行政手続法[政]1993.11.5

   国の許認可や行政指導に初めて一般ルールを定めた法律で,94年10月1日から施行された.許認可審査については,審査基準の公表,標準処理期間の設定と公表,却下の際の理由提示などが規定された.また,行政指導については,指導の趣旨・内容・責任者の明確化,請求があれば書面を交付しなければならないことなどが規定されている.行政立法手続や土地利用規制・公共事業実施などの行政計画策定手続きが除外されているなど対象の狭さ,適用除外の行政処分の多さ,聴聞手続きが不十分であることなど,課題は残ったものの,行政の透明性や公正性を増し,国民の権利保護の上でもつ意味は大きい.〔参〕兼子仁《行政手続法》1994.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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