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年金審議会意見書[政]1993.10.12

年金審議会意見書[政]1993.10.12

   94年の年金改定にむけ,〈給付と負担にわたる公平性を確保しつつ制度の長期的安定を図る〉見地から,改定の課題と具体的な改定事項を提示した意見書.主な内容は,(1)支給開始年齢にかかわって,60歳代前半期の年金に弾力的な仕組みを設ける必要がある,(2)年金額の改定を,税,社会保険料を除いた実質的な賃金に応じて行う方式に変更する,(3)保険料率を段階的に引き上げ,ボーナスからも徴収する,などであった.〔参〕賃金と社会保障1117号.⇒1994[政]11.2.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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