法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   社会党村山・久保執行部[政]1993.9.20

社会党村山・久保執行部[政]1993.9.20

社会党村山・久保執行部[政]1993.9.20

   7月の総選挙で惨敗した社会党の山花委員長は,8月12日の中央執行委員会で辞意を表明した.主な後継候補は,左派・中間派の推す村山富市国会対策委員長と,右派が支持する久保亘委員長代行との2人で,一本化工作は難航した.しかし,最後に久保代行が降りたため,村山国対委員長と翫(いとう)正敏参院議員との争いとなった.当選した村山委員長は久保代行に書記長就任を要請した.村山・久保執行部は,細川政権では与党として並立制やコメ部分自由化を容認し,続く羽田政権では統一会派〈改新〉の結成に反発して閣外協力に回った.予算成立後,連立復帰をめざしたが,新生・公明などとの間で合意に達せず,最終的には自民・さきがけとの連立に踏み切った.〔参〕上田哲《日本社会党の命運》1994.⇒1994[政]6.30.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ