ゼネコン汚職[文]1993.6.29
ゼネコン汚職[文]1993.6.29
公共工事をめぐる受注競争を背景に,地方自治体トップとゼネコン(総合建設会社)の間で行われた贈収賄事件.金丸不正蓄財事件を機に発覚し,竹内茨城県知事,本間宮城県知事,石井仙台市長らが収賄容疑で,ハザマ会長・社長,清水建設会長・副社長など建設業6社の13人が贈賄容疑で逮捕され,建設業界の体質が問われることとなった,〈談合〉で受注業者指名の〈天の声〉を発してもらうことを目的に,裏金係が贈賄資金を用意し,〈使途不明金〉として処理されていた.〔参〕共同通信社《談合の病理》1994.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。