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労働基準法改正[政]1993.6.2

労働基準法改正[政]1993.6.2

   週40時間労働制への本格的移行にむけ準備をすすめていた労働省は,94年4月からの移行が望ましいとした労働基準法研究会報告(92.9.28)と中央労働基準審議会の建議(92.12.18)を受け,93年2月19日,労働基準法改正案を国会に提出し,この日成立した.法改正の骨子は,(1)法定労働時間を94年4月から週40時間とし,政令で定める規模・業種については3年間の猶予期間をおく,(2)最長1年の変形労働時間制ができる,(3)法定割増率を5割以下の範囲で政令で定める,などである.労使の意見が対立した割増率については,休日のみ35%に引き上げるとした労働省案および公益委員の意見に沿う形で決着し,94年1月4日,政令として公布された.〔参〕《日本労働年鑑》64集.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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