国労など,中労委最終解決案受諾拒否[労]1992.6.12
国労など,中労委最終解決案受諾拒否[労]1992.6.12
5月28日,中労委はJRの採用差別問題への解決案を提示した.その内容は,不当労働行為の有無には触れず,地労委が救済命令を出した3141人でなく,その中の清算事業団を解雇された1047人に限り,1ヵ月間だけ地元JRへ名目的に雇用し,一時的に権利回復するというものであった.国労はこの解決案を拒否し,不当労働行為に対する謝罪と対象者全員をJR発足時から採用する中労委の救済命令を発するよう求めた.〔参〕《日本労働年鑑》63集.⇒1993[政]12.24.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。