豊かさ指標[文]1992.5.15
豊かさ指標[文]1992.5.15
経済企画庁が86年から発表している国民生活指標の改訂版.政府の目標とする〈生活大国〉作りに役立てるため,国民生活審議会がまとめた.90年のデータを8分野153の指標にまとめ,指数化している.80年と比べ,費やす,癒す,学ぶ,交わる,遊ぶ,住むの順で改善がみられたが,育てるは0.8%しか改善されず,働くは,超過勤務比率や単身赴任者数,過労死の増加により0.1%悪化した.地域別にみると北陸が1位,次いで北海道,関東内陸,中国の順で,最下位は近畿であった.〔参〕経済企画庁《平成4年版新国民生活指標》.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。