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自民党小沢調査会答申案[政]1992.2.20

自民党小沢調査会答申案[政]1992.2.20

   91年5月21日に設置された自民党の〈国際社会における日本の役割に関する特別調査会〉は,小沢一郎元自民党幹事長が会長を務めたため,小沢調査会と呼ばれた.この日公表された答申案は,国連の指揮の下での武力行使は憲法上容認されるというものであった.この答申は,PKO法制定や自衛隊海外派遣の機運を高める役割を果たした.なお,93年2月3日の最終答申でも,〈正規の国連軍〉への自衛隊の参加が打ち出されていたが,その扱いは自民党の憲法調査会にゆだねられ,事実上小沢調査会は廃止された.〔参〕渡辺治《政治改革と憲法改正》1994.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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