日米首脳会談[政]1992.1.8
日米首脳会談[政]1992.1.8
対日貿易赤字が増大し続ける中で開かれたこの会談に,米大統領は自動車産業界の幹部を大挙引き連れて来日し,注目された.また,9日の夕食会でブッシュ大統領が倒れるというハプニングもあった.会談終了後,〈グローバルパートナーシップに関する東京宣言〉が発表され,日米両国が冷戦後の〈新たな時代を形成する特別の責任〉を持つことが表明された.また〈行動計画〉では,米自動車部品の日本側の購入目標を94年度約190億ドルとするなどの市場開放措置が明記された.〔参〕鷲見友好《日米関係論》1993.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。