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老人保健法改正[政]1991.9.27

老人保健法改正[政]1991.9.27

   この改正は,ゴールドプランの具体化をはかるため,(1)在宅介護体制を整備する,(2)老人保健制度の財政的安定をはかる,との趣旨で行われた.内容は,(1)在宅のねたきり老人に,老人訪問看護ステーションから看護婦が訪問し,医師の指示にもとづいて看護をおこなう老人訪問看護制度の創設,(2)患者の一部負担金の引き上げ,物価スライド制の導入,(3)介護的要素の強い療養費などに対する公費負担割合の引き上げ,(4)65歳未満で初老期痴呆状態にある者の老人保健施設への入所,などである.〔参〕賃金と社会保障1056号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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