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社会党,改革案[政]1991.6.20

社会党,改革案[政]1991.6.20

   4月の統一地方選で惨敗した社会党は,<解党的な出直し〉のため党改革委員会を設け,その責任者には田辺誠副委員長が就任した.中央執行委員会に提出され改革案は,安保・自衛隊,日韓基本条約や原発など,論争の焦点となってきた基本政策に関し,事実上容認の方向を打ち出した.また,〈政権政党への脱皮〉を掲げ,各省に相当する政策担当者を配置する〈シャドー・キャビネット〉を設けるなど,党機構や組織の改革も提起していた.この改革案は,基本政策見直しの箇所を大幅に修正した上で,7月の臨時党大会で可決された.〔参〕《日本労働年鑑》62集.⇒1991[政]7.30.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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