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信楽高原鉄道事故[文]1991.5.14

信楽高原鉄道事故[文]1991.5.14

   信楽高原鉄道の普通列車が,相互乗り入れのJR西日本臨時快速列車〈世界陶芸祭号〉と正面衝突した.このため,超満員のJR列車を中心に死者42人,負傷者576人と,63年の鶴見事故以来の大惨事となった.事故が起きた線路は単線だが,91年3月に待避所を新設し列車増発を可能にしていた.直接の原因は信号ミスであったが,87年7月にJR西日本から分離し第3セクターとして経営されている信楽高原鉄道とJRの増収重視,安全軽視の経営姿勢も問題にされた.〔参〕運輸省鉄道局《信楽高原鉄道列車衝突事故の原因》1992.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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