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イタリア,左翼民主党[国]1991.2.3

イタリア,左翼民主党[国]1991.2.3

   略称はPDS(Partito Democratico della Sinistra)で,イタリア共産党の後身.1979年の歴史的妥協戦略が挫折し,停滞に陥っていた共産党は,89年3月の第18回大会で転換の第一歩を踏み出した.同年の東欧革命の進展はこの転換に拍車をかけ,90年の19回大会,91年の20回大会における論議をへて,PDSを誕生させた.新党は従来の社会民主主義とは異なる〈強い改良主義〉,市民としての党員主権の尊重などを掲げ,左翼勢力の緩やかな連合体としての性格を持っている.政権交代をめざして活動したが,94年3月の総選挙では,同党を中心とする左翼連合は伸び悩んだ.〔参〕後房雄《大転換》1991.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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