法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   イトマン事件[経]1991.1.25

イトマン事件[経]1991.1.25

イトマン事件[経]1991.1.25

   住友銀行元会長の磯田一郎が商社イトマンの社長として送り込んだ河村良彦は,地上げ屋の伊藤寿永光らがからんだ絵画取引をめぐる一連の疑惑により,社長を解任された.磯田会長の下,住友銀行は不動産・株式投機への融資で収益拡大を図っていたが,そうした銀行の陰の部分を担ったのが河村ら磯田腹心とその関連企業であった.仕手グループの〈光進〉や〈誠備〉への不正融資などが明るみに出るなかで,磯田自身も,前年10月に会長辞任に追い込まれていた.〔参〕佐高信《戦後企業事件史》1994.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ