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不動産関連倒産[経]1990.11.26

不動産関連倒産[経]1990.11.26

   バブル崩壊に伴い不動産関連の倒産が増加した.90年11月〈共和〉(負債総額2086億円),91年1月〈ナナトミ〉(同2966億円),91年3月〈大平産業〉(同2000億円),91年8月〈マルコー〉(同2858億円)は,いずれも負債2000億円を超える大型倒産となった.融資総量規制により不動産売買が急激に鈍化し,高金利で利子負担が増大し経営が行き詰まったためである.融資総量規制は地価抑制を目的に90年4月から不動産,ノンバンク,建設の3業種を対象に実施され,地価が沈静化する91年12月まで続いた.〔参〕週刊東洋経済1991年2月号,同9月号.⇒1990[経]3.22




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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