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世界労連の改組[国]1990.11.13

世界労連の改組[国]1990.11.13

   加盟労組の改組・脱退が相次いだ世界労連は,とくに財政・政策面で主導的地位にあった全ソ労評の解散により大打撃を受けた.財政難に陥った世界労連は,この大会を機に開いた総評議会で,規約を改めた.その内容は,(1)〈理念〉から〈階級闘争をめざす民主的大衆組織である世界労連〉を削除し,〈目的〉から〈帝国主義に反対し〉を削除する,(2)執行局の廃止,(3)大会を4年から5年毎に,総評議会を1年から18カ月毎にする,(4)書記局縮小と書記の地域配置,などである.これにより,世界労連は機構を縮小して存続を図った.〔参〕労働法律旬報1991年1月上・下旬号.⇒1945[国]9.25.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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