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国連平和協力法案[政]1990.10.12

国連平和協力法案[政]1990.10.12

   90年8月,イラクのクウェート侵攻に際し,アメリカは〈国連軍〉の主力を派遣すると同時に,日本にも〈さらなる措置〉を要請した.これに応え,海部内閣が国会に上程したのが〈国連平和協力法案〉である.本法案は,自衛隊を中心に国連平和協力隊を編成し,それを海外に派遣するものであったが,国際平和及び安全の維持のための活動には,国連PKOだけでなく,国連決議に基づくものであれば,多国籍軍への参加も含まれる可能性があった.11月に廃案となったが,その骨格は後に成立したPKO法に受け継がれている.〔参〕日本社会党国民運動局編《資料集・国連平和協定法案》1990.⇒1990[政]11.5.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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