国鉄清算事業団,職員1047人を解雇[経]1990.3.31
国鉄清算事業団,職員1047人を解雇[経]1990.3.31
JRへの採用を希望しながら不採用になった職員7628人は,国鉄清算事業団の職員となり,3年に限って再就職の斡旋,援助をうけた.しかし,1047人は3年たっても再就職できず,この日,4月1日付での解雇を通告された.被解雇者はすでに地労委から救済命令を受けていたが,JR各社が中労委へ不服申し立てをおこなったため失業状態となった.国労は全国で36の闘争団を結成し,自活体制で長期闘争に入った.〔参〕高木督夫・早川征一郎編《国鉄労働組合》1993.⇒1992[労]6.12,1993[政]12.24.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。