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バブル経済崩壊[経]1990.3.22

バブル経済崩壊[経]1990.3.22

   89年5月以降,日銀は金融引き締めに転じ,公定歩合は5月,10月,12月と連続的に引き上げられた.バブルを支えた金融環境は失われ,90年春には円・株・債券のトリプル安が生じ,さらに湾岸危機を境に株価は急落した.また不動産融資総量規制も実施され,不動産価格も急落した.金融機関も一般企業も,バブル期に資産・負債の両建てで,金融資産や不動産を積み立ててきたが,資産は不良化し負債は残るという〈資産デフレ〉が生じ,実体経済にも深刻な影響が及んだ.〔参〕宮崎義一《複合不況》1992.1990[経]11.26.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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