全労協結成[労]1989.12.9
全労協結成[労]1989.12.9
全労協(全国労働組合連絡協議会)は,総評解散・連合参加には反対だが,全労連には同調しない旧総評系左派労組の一部が結集した組織である.ナショナルセンターではなく共闘組織であるとの立場をとり,加盟単位を単産に限らず,地方組織や単組,さらには争議団の参加も認めている.国労,都労連の一部,JMIU,京都総評などが加盟し,結成時の組織勢力は公称50万人であった.初代議長には,宮部民夫都労連委員長が選出された.〔参〕法政大学大原社研編《〃連合時代〃の労働運動》1992.⇒1988[労]6.3.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。