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統一労組懇解散[労]1989.11.20

統一労組懇解散[労]1989.11.20

   1974年末に,総評内のいわゆる反主流派組合を中心に結成された統一労組懇(統一戦線促進懇談会)は,全労連の発足に伴い,この日解散総会を開いた.統一労組懇は,〈革新統一戦線〉の結成を促進する運動の一環として組織され,連合結成にいたる労働戦線統一の動きを〈右翼再編〉と批判し,80年代には,独自の春闘に取り組んだ.総評の解散が決定的となるにつれて,〈階級的ナショナルセンター〉として全労連の結成準備をすすめていたものであった.解散時の組織勢力は,23単産・2部会・47地方組織,180万人であった.主要単産は,建設一般全日自労,国公労連,日本医労連,自交総連,日高教,運輸一般などであった.〔参〕法政大学大原社研編《〃連合時代〃の労働運動》1992.⇒1988[労]8.19.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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