消費税廃止関連9法案[政]1989.11.8
消費税廃止関連9法案[政]1989.11.8
7月の参院選で,消費税廃止を掲げて与野党逆転を実現させた社会,公明,民社,連合参議院の4野党が,選挙後の臨時国会に共同で提出した法案である.法案は,基本理念を定めた〈税制再改革基本法案〉と消費税廃止に伴う関連法律整備のための4法案,消費税廃止に伴う代替財源として物品税,通行税,入場税などの復活および法人税率引下げ凍結を盛り込んだ5法案から成っていた.この日,参院本会議で審議が始まり,12月11日に修正のうえ可決して衆院に送付したが,12月16日会期切れにより審議未了・廃案となった.〔参〕月刊社会党1989年11月号.⇒1989[経]4.1.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。