ホーネッカー党書記長解任[国]1989.10.18
ホーネッカー党書記長解任[国]1989.10.18
東ドイツでは,旧体制の中心であった社会主義統一党のホーネッカー書記長に対する批判が強まった.このため,10月17日の党中央政治局会議は同書記長の解任を決定し,ホーネッカーは翌日の緊急中央委員会で〈健康上の理由〉により引退を表明した.後任には,以前から後継者と目されていたクレンツ政治局員が就任した.〔参〕山田徹《東ドイツ・体制崩壊の政治過程》1994.⇒1989[国]11.9.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。