印刷労連(印刷情報メディア産業労働組合連合会)[労]1989.8.25
印刷労連(印刷情報メディア産業労働組合連合会)[労]1989.8.25
印刷産業の労働組合は,産別組織としては唯一の総評系の全印総連と,凸版印刷,共同印刷を中心に1983年に緩やかな協議会として結成された印刷労協,さらに大日本印刷,図書印刷などの84年につくられた全国印刷関連労協があった.1988年6月,連合加盟を志向する組合約2000人が全印総連から脱退した.この全印総連脱退組合と純中立の印刷労協,さらに純中立の全国印刷関連労協の一部が合流して,印刷労連が結成された.これにより,印刷分野の産業別組織は,連合加盟の印刷労連2万785人と全労連加盟の全印総連約9000人に二分された.〔参〕《日本労働年鑑》60集.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。