公明党石田執行部[政]1989.5.21
公明党石田執行部[政]1989.5.21
池田克也代議士のリクルート疑惑での起訴が明確になった5月17日,矢野委員長は,田代参院議員の砂利船汚職や自身の〈明電工事件〉への関与など,一連の不祥事の責任を取って辞任することを明らかにした.後任には石田幸四郎副委員長が昇格し,書記長には市川雄一国会対策委員長が起用された.この日発足した石田執行部は,PKO法案などをめぐって自公民路線に傾斜し,市川書記長と小沢一郎新生党代表幹事との協力関係(一・一ライン)を強化しつつ,新・新党の結成に向けて公明党の分割を決断した.〔参〕《日本労働年鑑》60集.⇒1994[政]12.5.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。