本島長崎市長,天皇の戦争責任発言[文]1988.12.7
本島長崎市長,天皇の戦争責任発言[文]1988.12.7
この日,本島等長崎市長は,市議会で天皇に戦争責任有りと答弁し,右翼の攻撃が激化した.自民党県連は,発言取り消しに応じなかった市長を,12月17日に県連顧問から解嘱した.89年7月14日には実弾入り脅迫状を市長に送った県内の病院長が逮捕された,さらに90年1月18日には,市役所玄関前で市長が短銃で撃たれ,1ヵ月の重傷を負った.逮捕された右翼幹部は,天皇の戦争責任発言に反発しての犯行と自供した.〔参〕本島等《長崎市長のことば》1989.⇒1990[社]2.24.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。