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韓国製ニット製品のダンピング提訴[経]1988.10.21

韓国製ニット製品のダンピング提訴[経]1988.10.21

   この日,日本ニット工業組合連合会は,韓国産セーター類にダンピングの疑いがあるとして,反ダンピング関税を課すよう大蔵省に提訴した.日本側は,韓国業界が88年7月からの自主規制を約束したのに,8月には輸入量が対前年比86%も増加したためこの提訴に踏み切った.しかし,韓国側は唐突な提訴は納得できない,と反発した.背景には,もともと日本のニット業界に国際競争力がないのに円高が重なり,倒産や転廃業が増加していたことがあった.〔参〕エコノミスト1988年11月8日号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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