新経済5カ年計画[経]1988.5.23
新経済5カ年計画[経]1988.5.23
88~92年度を対象にした〈経済運営5カ年計画〉.重点課題は〈対外不均衡の是正と世界への貢献〉〈豊かさを実感できる国民生活の実現〉<産業構造調整の円滑化と地域経済社会の均衡ある発展〉であった.対外不均衡の縮小,世界への貢献を国内の産業構造の転換,税制改革,労働時間の短縮等と関連させようとする計画である.また,社会資本の整備,創造的な研究開発や科学技術の振興などを唱え,計画期間中に週40時間労働制の実現と年間労働時間1800時間を目標値とした.〔参〕エコノミスト1988年6月7日号.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。