公害健康被害補償法改正[政]1987.9.18
公害健康被害補償法改正[政]1987.9.18
全国に41ヵ所ある大気汚染による公害の指定地域を全面解除した法改正で,新たな公害患者は認定されないことになった.あわせて,汚染源企業からの拠出で基金をつくり,予防策を進めることになった.公害患者だけでなく,公害患者を認定する10都府県知事や政令指定都市の市長の多くも,窒素酸化物による大気汚染は悪化しているとして,指定解除には反対か慎重な立場を表明していた.〔参〕牛山積《現代の公害法》1991.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。