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沖電気争議和解[労]1987.3.13

沖電気争議和解[労]1987.3.13

   78年10月31日,沖電気は情報機器の総合メーカーへ飛躍するための体力強化策だとして286人を指名解雇した.沖電気労組は反対運動を組織せず,被解雇者が争議団を結成して,他労組への支援要請,争議解決を求める署名運動などを展開した.82年には指名解雇に反対する中央共闘会議も結成された.争議団は行商や募金活動で生活を支え,共闘会議は背景資本である富士銀行の追及,通産省への申し入れなど多様な活動を展開した.この日,争議団は71人の指名解雇を撤回させ,35人の復職,36人の円満退職,解決金12億9000万円などで会社と和解し,8年余の長期争議は終了した.〔参〕中山森夫《企業社会の扉を開け》1987.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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