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売上税粉砕闘争[社]1987.3.1

売上税粉砕闘争[社]1987.3.1

   87年2月の売上税関連法案の国会提出後,売上税に反対する運動は急速に高まった.特にこの日,明治公園で開かれた総評をはじめとする労働組合,消団連,サラリーマン同盟など126団体による実行委員会主催の国民集会には7万人が集まったほか,20都道府県で多彩な抗議行動がおこなわれ,約23万人が参加した.また,岩尾裕純中大教授や全国中小業者団体連絡会など16個人・107団体で発足した〈大型間接税・マル優廃止反対各界連絡会(各界連)〉も3月8日に国民大集会を開き,16万人を集めた.反対運動のなかでとくに活発な動きを示したのは自民党の伝統的な支持基盤であった流通関係の業者団体と中小の商工業者であった.〔参〕大原社会問題研究所雑誌355号.⇒1987[政]4.12.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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