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売上税法案[政]1987.2.3

売上税法案[政]1987.2.3

   政府は,売上税法案,マル優廃止などの所得税法改正案を閣議決定し,国会に提出した.売上税法案は,税率5%を基本とし,年間売上1億円を超す業者に〈税額票番号〉の設定を義務づける等の内容であった.しかし,8割近くが導入に反対するなど世論の反発は強く,3月の参議院岩手補選,4月の統一地方選で自民党の敗北が相次ぎ,廃案となった.〔参〕大型間接税研究協議会編《小売り売上税がやってくる》1987.⇒1987[社]3.1,1987[政]4.12,1989[経]4.1.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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