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全逓,会館・深夜勤問題[労]1986.9.3

全逓,会館・深夜勤問題[労]1986.9.3

   全逓は70~80年代に,各地でホテルや結婚式場を含む会館建設を進め,本大会時には30施設に達した.だが会館の大半は赤字で,全逓の借金は総額443億円にのぼり,役員の責任追及の声も上がっていた.大会は,これにつき,すでに決定していた施設の売却をさらに促進すること,三役や関係役員の減給処分を決めた.深夜勤問題は,夜10時から翌朝6時までの勤務形態を導入することが当局から提案されていたが,全逓は反対し,棚上げになっていた.大会はこの問題をめぐって激論を交わしたが結論は出ず,臨時中央委で決めることにした.これについては同年11月27日の臨時中央委で,87年12月からの導入を承認して決着した.〔参〕週刊労働ニュース1986.6.8,同12.8.⇒1992[労]11.27.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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