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衆参同日選挙(第38回総選挙・第14回参院選)[政]1986.7.6

衆参同日選挙(第38回総選挙・第14回参院選)[政]1986.7.6

   1980年につぐ2度目の同日選.争点は大型間接税導入問題,撚糸工連汚職事件,行財政改革や教育改革,円高・不況問題などであった.しかし,中曽根首相は間接税を導入しないと公約し,野党は矛先をかわされる結果となった.結果は,衆院で自民は300と当選者数で結党以来最高となった.他党は社会85,公明56,共産26,民社26,新自由クラブ6,社民連4,無所属9であった.また,参院は自民72,社会20,公明10,共産9,民社5,その他10で,自民は衆・参両院で圧勝し,中曽根首相は〈86年体制〉の成立と豪語した.〔参〕杣正夫編《日本の総選挙1986年》1987.⇒1980[政]6.22,1983[政]12.18.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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