中央最低賃金審議会(中賃)答申[政]1986.2.14
中央最低賃金審議会(中賃)答申[政]1986.2.14
従来の産業別最賃は地域別最賃と役割・機能が重複しており,これを廃止,新たな産業別最賃に転換すべきとした81年と82年の答申にもとづき,中賃は,この日,この転換の具体的プロセスを答申した.88年度までに年齢,業務,業種による適用除外を進め,新たな産業別最賃への純化を図り,89年度に転換を終了するとした.実際のプロセスは90年度にずれ込むことになるが,産業内の全労働者対象から〈基幹的労働者〉対象へ,また関係労使の申出による産業別最賃へと再編された.〔参〕連合最賃制対策委員会《最低賃金制の新展開》1992.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。