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徳島ラジオ商事件再審判決[政]1985.7.9

徳島ラジオ商事件再審判決[政]1985.7.9

   1983年から’85年にかけて,免田事件(’83年7月15日),財田川事件(’84年3月12日),松山事件(’84年7月11日)と死刑確定囚の無罪判決が続くなかで,’85年7月9日,徳島ラジオ商事件も徳島地域で無罪判決が言渡され,7月19日に確定した.この裁判は,夫殺しの汚名をきせられた被告富士茂子の逮捕から31年ぶり,懲役13年の有罪確定から27年ぶりになされたものであり,茂子はすでに6年前に69歳で死亡しており,4人の兄弟が裁判を引きつぐというわが国初の〈死後再審〉であった.〔参〕渡辺倍夫《徳島ラジオ商殺し事件》1983.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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