組合年金〈ふれあい〉[労]1985.2.23
組合年金〈ふれあい〉[労]1985.2.23
東京一般労組によって創立された自主的な労働年金制度.東京一般の生活資金約2億円をもとにして,中小零細企業の貧困な企業内福祉を甘受せざるをえない人々や,公的年金にも加入できない人々のために組合員だけでなく準組合員制度により,企業倒産で生活困難になった人や未組織労働者等も参加できる年金制度とした.事故死亡だけでなく,貯蓄性の年金や退職時の払戻しといった利用者の多様なニーズに応じようとした.〔参〕労働経済旬報1309号.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。