平和問題研究会最終報告書[政]1984.12.18
平和問題研究会最終報告書[政]1984.12.18
防衛・外交・経済等総合的な観点から日本の安全保障について首相に報告することを目的に,1983年8月に設置された中曽根首相の私的諮問機関(座長高坂正堯京大教授)の最終報告書.この報告書では,日米防衛協力の強化,水際撃滅思想から洋上撃滅思想への転換,有事法制の研究の推進,3自衛隊の統合的運用,〈防衛計画の大綱〉の再検討,後方施設強化等の抗たん性と継戦能力の強化,技術研究開発の重視,防衛費GNP比1%枠の撤廃等を提言した.〔参〕矢田部理〈中曽根首相の新軍拡競争〉(月刊社会党1985年3月号).
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。