健保法改正[政]1984.8.7
健保法改正[政]1984.8.7
急速な高齢化社会の到来に対応するため,第2臨調で指摘されていた医療費抑制策の一環として,自己負担を中心とした健保法の抜本的改正がなされた.その主な内容は,被保険者本人への定率1割負担の導入,高額療養費制度の改正,特定療養費制度の創設,退職者医療制度の創設,任意継続被保険者期間の延長などである.さらに,1986年4月1日以降,国会で承認を受けた場合には,本人負担が2割に引き上げられることになった.’84年10月1日施行.〔参〕《日本労働年鑑》56集.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。