第二電電企画［経］１９８４．５．３１

   電電民営化に備え，民間で新しい通信事業会社の設立が相次いだ．まず，京都セラミックグループ（２０社，後に新たに２００社余が出資）の〈第二電電企画〉が設立され，マイクロ波通信網の敷設が計画された．ついで，１９８４年中に，国鉄グループ（２１９社）の〈日本テレコム〉と道路公団グループ（４９社）の〈日本高速通信〉がそれぞれ参入し，光ファイバー通信回線の敷設が計画された．〔参〕井上照幸〈電電民営化の問題点〉（経済１９８５年６月号）

大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』（労働旬報社、1995年）に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。