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第37回総選挙[政]1983.12.18

第37回総選挙[政]1983.12.18

   解散直前に成立した公選法改正によって,立侯補届出は公示日だけ,選挙運動期間は5日間短縮されて15日間,立会演説会が廃止されるなど,運動方法が大きく変化した.〈田中判決選挙〉といわれるように,選挙は10月12日のロッキード事件田中有罪判決をめぐって,政治倫理問題を最大の争点としたが,中曽根首相は〈リンリ,リンリと鈴虫のようだ〉とやゆして選挙民の反感をかい,自民党は過半数を6議席下回る250議席(得票率45.76%)にとどまった.以下,社会112,公明58,民社38,共産26,新自ク8,社民連3,無所属16の結果であった.なお,投票率は67.94%と過去最低を記録した.〔参〕杣正夫編著《日本の総選挙1983年》1985.⇒1980[政]6.22,1983[政]12.26,1986[政]7.6.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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