国労第４５回定期大会［労］１９８３．８．１９

   臨調〈行革〉の国鉄での具体的展開に伴い，１９８４年２月の貨物合理化をはじめとする大合理化が計画され，これへの対抗策を大会で決めることが必要となっていた．方針案では〈効率化容認〉が掲げられたが，’８２年１１月ダイヤ改正での本部指導への批判ともあいまって，代議員から猛反発をうけた．決定された方針では，長期抵抗を基本路線にしながら，職場反合闘争と地域共闘の結合などの方向を打ち出した．〔参〕週刊労働ニュース１９８３．８．２９．⇒１９８２［労］７．２９，１９８４［労］８．２０．

大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』（労働旬報社、1995年）に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。